本当に地震に強い家をつくるには?「構造見学会」レポート@郡上市高鷲町

住み香の家づくり

みなさま、こんにちは。
住み香の羽土です(^o^)/

去る6月29日(土)、30日(日)の2日間、郡上市高鷲町で建築中のお施主様のお家をお借りして、「構造見学会」を開催しました。

構造見学会とはその名の通り、家が完成すると隠れてしまう「構造部分」をご覧いただくイベントです。
今回も、お施主様のご厚意により、建築途中のお家を公開させていただきました。

▽構造見学会とは?
https://takahashi-ks.com/blog/17764

今回は、見学会当日にインスタライブの配信も行いましたが、ご覧いただけましたでしょうか?(https://www.instagram.com/reel/C8yLDw1SG03/?utm_source=ig_web_copy_link

インスタライブでも設計担当の西口からお話させていただきましたが、今回のお家のポイントは、地震に対する強さを確保しながら、可能な限りの大空間や大開口を実現したということです。

最近は、住み香が標準としている「耐震等級3(最高ランク)」の家も当たり前になりつつありますが、同じ等級の家でも、地震に対する強さが同じとは限らないということをご存知でしょうか?

耐震等級は簡易的な計算によって出た数値によって与えられるものであり、実は、高い等級を取っていても地震に耐えきれず、崩れてしまう家も存在するのです。

というのも、地震に対して強い家にするには、地震の揺れを地盤へ流すことが重要なのですが、下の図のように1階と2階の壁や柱の位置がずれていると、どうなるでしょうか?
うまく地震の力が流れず、ひずみが生まれてしまうのです。

2016年に発生した熊本地震でも、1階と2階の壁がずれていたために倒壊したというニュースが散見されました。

本当に地震に強い家かどうかを判断するには、耐震等級はもちろん、間崩れが起きていないかどうか、適材適所に耐力壁が配置されているかどうかなどを見ることが大切です。

ただし、これらはすべて、家が完成してしまうと見えなくなってしまう部分
これこそが、構造見学会へのご参加をおすすめしている理由です。

今回のお家はもちろん、壁や柱の位置をしっかりとあわせながら、吹き抜けのある大空間を実現!
お客さまのご要望を最大限叶えつつ、地震に強い住まいを提案することができました。

10月初旬頃に完成見学会を実施する予定ですので、ぜひみなさまも足をお運びください^^

そして今回も、住み香の構造見学会恒例の「気密測定」を実施しました。

▽気密測定について
https://takahashi-ks.com/blog/15948

C値=1.0以下であれば一般的に高気密住宅といわれていますが、住み香の家では全棟0.3以下になるよう努めています。

そして今回のお家では…
0.3を上回る0.1という数値が出ました!

住み香の家は言わずもがな、断熱性能にもこだわっています。

▽断熱性能について
https://takahashi-ks.com/blog/15737

秋の完成見学会で、日本トップレベルの高断熱・高気密住宅をぜひ体感してくださいね!

▽住み香のイベント情報はこちら
https://takahashi-ks.com/news