家づくりコラム
新年あけましておめでとうございます。住み香 (株)高橋建設よりご挨拶申し上げます。
住み香の家づくり
新年あけましておめでとうございます。
住み香 高橋建設 代表取締役 高橋 真砂(まさご)です。
旧年中は、住み香をお気にとめていただき誠にありがとうございました。
今年もどんどん情報発信していきますので、ご愛顧お願いいたします。
昨年は年明け早々、新型コロナウイルス感染が中国を発端に世界中に広がりました。
その影響で住宅部材が入らなくなり、完成引き渡しができない。
そんな状態が春まで続きました。
今では新たな日常が定着しつつあります。
これはコロナウイルスが終息したとしても、続いていくのではないでしょうか。
今年は、さらなる変革を求められる年になるのではないかと思われます。
自動車に関しては、2030年代のガソリン車の新車販売禁止が発表され、それ以降は電気、HV、FCV(水素燃料)のみになるとのこと。
そうなるとガソリンスタンドは水素ステーションに替わり、太陽光を利用した自動車への充電に替わってくることでしょう。
では住宅業界はどうでしょうか?
日本の住宅事情は世界的にも遅れており、とても脱炭素とはいえない状態です。
国は2030年までに新築住宅のZEH(使う電気と、創る電気が同じ以上)化を推し進めていて、売電価格を上げたときには太陽光発電が普及しましたが、売電価格が下がってしまった今はまた下火になってきています。
しかしこれからの時代に求められるのは、“自家消費型”の暮らし。
脱原発・脱炭素によって電気料金がどんどん上がっていくと思われる中で、自分で使う電気は自分で創り、さらに自動車が電動化になってくれば、自動車の燃料代も自分の太陽光で創りましょうということです。
太陽光に初期投資しても、毎日の電気代、自動車の燃料代を計算すると10年前後で償却してしまえる計算になります。
10年以降は電気代も自動車の燃料代もいらない生活が待っているということ。
さらに自動車のバッテリーから家に電気を送るV2Hもあり、万一のときにも停電知らずの生活が可能です。
ですが、エネルギーをいくら太陽光で創っても、燃費の悪い住宅性能では何にもなりません。少ないエネルギーで快適に暮らせる性能が必要です。
住み香で推し進めているのは「涼夏温冬」という高断熱高気密住宅。
冷暖房した快適な熱を逃がさないために断熱性能を高める高断熱。真夏真冬の温度を入れないために隙間を極力なくす高気密。
そして、室内の空気をきれいに保つため、給気排気を機械的に行う換気システム。
これにより、少ないエネルギーで家中が温度差のない快適な空間にすることができます。
このような燃費の良い省エネ住宅に変えていかないと、エネルギーを無駄に使う今までの住宅では脱炭素にはなりません。
住み香はさらに構造計算を行い、耐震性を高めています。
雪のない状態では、最高等級となる耐震等級3をクリアします。
(熊本地震で耐震等級3の家だけは住み続けることができました)
ご家族の命を守り、避難所となる住宅は必須です。
今後の住宅は、「涼夏温冬・ZEH」に替わっていくことでしょう。
これから家を計画される方は是非、「涼夏温冬・ZEH」を体感してみてください。
スタッフ一同、すぐに駆け付ける、地域密着の家族のような工務店を目指し、お客様の笑顔を第一に今年も頑張っていきます。
今年もどうぞ 住み香 高橋建設をよろしくお願いいたします。
令和3年1月 株式会社 高橋建設 代表取締役 高橋真砂