家づくりコラム
暮らしを豊かにする「植栽」。住み香おすすめの樹種紹介!
家づくりコラム
みなさま、こんにちは。
住み香の羽土です (^o^)/
「予算のこともあるし、外構や植栽のことは後回し。とりあえず家を建ててから後で考えよう。」
と思いながら結局、手つかずで何年も経ってしまった…
そんなご家庭も多いものです。
金属やコンクリートで無機質になりがちな住宅も、シンボルツリーが1本あるだけで表情豊かに。日々の暮らしに彩りと癒しがプラスされます。
建物の工事と同時に外構や植栽の工事を行うことで、二度手間や余分な費用の発生を防ぐことにもつながりますので、ぜひ家づくりの際には植栽についても検討してみてくださいね^^
今日は、住み香が手がけた事例をもとに、おすすめの樹種をご紹介します!
1つ目の事例では、シンボルツリーとして「アオダモ」を植えました。

「アオダモ」は、小さな葉や細い幹が風に揺れる姿が軽やかで美しく、とても人気のある樹種です。4〜5月頃には、白く細かい花を房状につけます。

巷でよく見かけるのは、1〜2本の幹が伸びていて上のほうだけに葉がついているような繊細な樹形の「アオダモ」ですが、今回ご提案したのは「株立ち(かぶだち)」タイプ。
株立ちの「アオダモ」は、根元から何本も幹が分かれて立ち上がっていて、葉も全体的につくことで季節感をしっかり味わえるのが特徴です。

「アオダモ」の隣には背の低い常緑樹「ビバーナム・シナモミフォリウム」を植えました。植栽の配置のポイントは“立体感”。
高さの違う木を組み合わせることで立体感が生まれ、より美しく見せることができます。
植栽の根元には、苔のような「タマリュウ」という常緑多年草を植えることで、趣のある雰囲気を演出しました。
2つ目の事例のメインは、ご主人が「絶対に植えたい!」と仰っていた道路側の「イロハモミジ」。

3mほどある立派な「イロハモミジ」で、リビングや和室から紅葉を楽しめます。
両隣には高低差をつけて、「ブルーベリー」と「コバノズイナ」を植えました。

また、こちらのお家では繊細な樹形の「アオダモ」をセレクト。
高さのある「アオダモ」、中くらいの高さの「コバノズイナ」、背の低い「クロモジ」…と、三角形をつくることで、立体感を演出しています。


ガレージ側には「ローズマリー」などを植えていますが、ハーブを取り入れると外観だけでなくお料理にも彩りをプラスできて一石二鳥ですね♪


1つ目の事例では植栽の根元に「タマリュウ」を植えましたが、こちらのお家では「グリ石」で地面をカバーしました。
石を使った庭を「ドライガーデン」と呼び、石の大きさや色によって雰囲気を変えることができます。

最後にご紹介するのは、このたび新築した我が家の植栽です^^

我が家では、車庫の横に「アオダモ」を植えました。
夜はライトアップして幻想的な雰囲気を楽しみたいと思い、木の陰影が美しく浮かび上がる白い壁の方に植えることに決めました。

建物の横には、妻の希望で大きな「オリーブ」の木を一番手前に配置。

その奥には、「ジュンベリー」や「ドウダンツツジ」といった落葉樹を植えました。
実のなる樹種を植えることでより季節感のあるお庭にしたいと思って選びました。

なかでも、大きく育つ「ジュンベリー」をちょうど玄関の窓の目の前にくるように配置しています。
窓からしっかり日が入って玄関が暑くなりそうなので、落葉樹を選ぶことで夏は葉が覆い茂って涼しく、冬は葉が落ちて日が入り暖かくなる計画です。
いかがでしたか?
住み香では、庭づくりや植栽の選定など、トータルでご提案可能です。
予算も含め、後悔のない大満足の家づくりを一緒に叶えていきましょう!