家族の安心の暮らしを守るために。知っておきたいマイホームの防犯対策

家づくりコラム

みなさま、こんにちは。
住み香の羽土です(^o^)/

オシャレな家にしたい、広い家にしたい、家事が楽になる家にしたい。
マイホームに対する理想は、さまざまかと思います。
でもまずは、家族が安心して暮らせる家であることが重要ではないでしょうか?

警視庁が発表した令和2年度「侵入窃盗の発生場所別認知件数」によると、侵入窃盗被害がもっとも多いのは戸建住宅で37.0%。そして、一般事務所が11.7%、3階建以下の共同住宅が9.3%と続きます。(https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html

また、侵入経路としてもっとも多いのは「」。そのため、マイホーム新築の際にはまず、窓からの侵入を防ぐ防犯対策をしっかりと考えていただきたいと思います。
窓に関しては、ハンドルを変えるだけでも防犯性が違ってきます。
たとえば、滑り出し窓のハンドルにはカムラッチとオペレーターという2タイプがありますが、防犯の視点から考えるとオペレーターハンドルがおすすめ

オペレーターは、室内側のハンドルをくるくると回すことで窓が開閉する仕組みとなっているため、少し窓が開いていたとしても、外から開けることはできないからです。
一方、ハンドルを90度回すことでロックが外れて、窓を開けられる構造になっているのがカムラッチロックが外れた状態であれば、外からでも簡単に開けることができます

防犯対策といえば、外からの視線についても気にかけておきたいものです。
空き巣は必ず下見をするとも言われているため、家族の様子が外から丸見えになってしまうのは、とっても危険ですよね!
お部屋を明るくするために、足元まであるような大きな窓をつけたいと思われる方も多いのですが、外から簡単に覗けるような高さに窓を配置してしまうと結局、カーテンを閉めっぱなしにして過ごすことに…。そのため、マイホーム新築の際には、“窓の高さ”についても慎重に検討することが大切です。

とはいえ、一般的には基礎の高さが60cm程度あるため、室内側からと外側からでは目線の高さが異なります。つまり、よっぽど低い位置につけない限りは大丈夫!
たとえば、室内側で窓の底辺が150cmの高さにくるよう窓をつけた場合、外から見ると窓の底辺は210cm。バスケットボール選手でもない限り、室内を覗き見ることはできません(^^)

また、ダイニングで食事をしながらお庭を眺めたいという方もいらっしゃるかと思います。椅子に座っている状態での目線の高さはおよそ110〜130cmなので、室内側で窓の底辺が110cmになるように設定すれば、外から見ると170cm。簡単には外から室内を覗けない状態になります。

そのほか必要な防犯対策は、周辺環境によっても違ってきます。
たとえば、街灯が少なく、暗い通りに面しているようなお家であれば、人感センサーライトも検討してみてください。センサーライトは、家族が不審者の侵入に気づく目的のほか、侵入者に対して心理的にプレッシャーを与える効果も期待できます。

また、このご時世ですから、宅配便を装った不審者に遭遇するかもしれません(>_<)
そんな不審者対策には、宅配ボックスが活躍してくれます。
留守中に荷物を受け取れるだけでなく、在宅中でも家事やリモートワークで手が離せない時や、コロナ対策として対面で受け取りたくない場合などにも重宝することから、最近は特に需要が高まっています

家族が安心して暮らせる家づくり。一緒に叶えていきましょう♪