カタログの「畳数」だけじゃない!住み香の科学的エアコン選定方法

住み香の家づくり

みなさま、こんにちは。
住み香の羽土です (^o^)/

エアコンを買おうと思った時、みなさんは何を基準に選びますか?
「6畳用」や「12畳用」などと書いてあるカタログの畳数表示(適用畳数)を目安に選ぶという人も多いかと思います。

「うちのLDKは20畳だから、余裕を持たせて24畳用を買っておこう」
そんな方もいらっしゃると思います。

でも実は、この選び方では“オーバースペック”になってしまうこともしばしば。
なぜなら、畳数表示の基準が今の時代に即していないからです。

業界団体によって畳数表示の規格が作られたのは、無断熱で性能の低い家が大半だった1964年。
以来、住まいの性能やエアコンの性能はどんどん進化しているにも関わらず、畳数表示の基準は全く変わっていないんです。

その結果、必要以上に大きな能力のエアコンを購入してしまい、初期費用だけでなく、ランニングコストも無駄になってしまうケースが少なくありません。

そのため、住み香で家を建ててくださったお客さまには、専用ソフトを使って最適なエアコン能力を計算した上で、おすすめのエアコンをご提案しています。

計算時に考慮する要素は、外皮(壁・窓・屋根)の性能や外壁の大きさ、玄関の位置、使用しているガラスの性能、部屋の面積・高さ、換気による熱損失など。

これらをもとに断熱性能(UA値=外皮平均熱貫流率)を算出した上で、暖冷房に必要なエアコン能力を正確に計算します。

このたび新築した我が家の場合は、下記のような結果が得られました。

◆地域区分:6地域
◆UA値:0.43(HEAT21のG2グレード、国の断熱等級6レベル)
◆暖房時:必要能力19.31kW
◆冷房時:必要能力3.68kW
(※冷暖房の必要能力は、希望の設定温度によって変わります)

必要な能力がわかったら、あとはそれに見合った機種を探すだけ。

必ずしも、1台で賄う必要はありません。
たとえば、冷房時の3.68kWを賄うために、2kW程度の小さなエアコンを2台設置する方法もあります。

どんな機能がほしいか、どのような空調環境を実現したいかによって選ぶ機種は変わってきますので、住み香ではエアコン計算の結果とお客さまのご要望をふまえて、ダイキンやパナソニック、三菱電機、日立など各メーカーからおすすめのエアコンをご提案しています。

このような計算を外注している会社も多いと聞きますが、住み香では自社の家を熟知したスタッフが自ら計算を実施しています。
また、第三者機関が発行する「BELS評価書(建築物省エネルギー性能表示制度)」に記載のUA値と、私たちの計算数値に齟齬がないことを確認しながらご提案しているので、より信頼に値する内容になっているかと思います。

ぜひ私たちと一緒に、コスパよく、省エネで快適な住まいづくりを叶えましょう!

▽住み香の家の性能についてはこちら
https://takahashi-ks.com/quality