設計士が語る
<家づくりQ&A>吹き抜けのある家が寒いって、本当?
Q&A
みなさま、こんにちは。
住み香の羽土です(^o^)/
「吹き抜けのある家に住んでみたい!」
そんな憧れを持たれている方も多いのではないでしょうか?
吹き抜けがあると空間が広く感じられて、開放感や高級感を演出できますよね♪
その一方で、「吹き抜けがあると冷暖房が効きにくく、部屋が寒くなる」というイメージがあることも事実…。
そこで今日は、「吹き抜けがあると本当に寒いのか?」という疑問について、お話させていただきます!
まず、吹き抜けにする場所として考えられるのは3つ。
LDKと玄関と階段です。
そのうち、特に寒さが気になるのはLDKかと思いますが、結論からいいますと、住み香の家の場合、どこに吹き抜けがあろうと、どこも寒くはなりませんp(^^)q
1階リビングで暖房をつけても、温かい空気は2階へと上がっていくばかりで、リビングはいつまでたっても温まらない…
というのは、一般的なお家の場合。
住み香の家は、24時間換気システムによって家中の空気を絶えず循環しているため、そのような心配がないのです。
どうぞ安心して、憧れの吹き抜けを検討していただければと思います(^^♪
LDKを吹き抜けにした場合のメリットは、1階からでも2階にいる家族に声が届くということ。
「ご飯の時間よ〜」と、わざわざ2階まで呼びにいく必要もありません。
また、吹き抜けを見上げた位置に子ども部屋を配置して窓をつけておけば、「電気が消えたな」「まだ起きているな」など、1階にいながら子どもたちの様子を確認することもできます。
また、吹き抜けといえば、セットで考えたいのがシーリングファンです。
見た目がオシャレなので、「シーリングファンをつけたかったから、吹き抜けにしたんです」というお客さまもいらっしゃいました(^^)
シーリングファンはただただオシャレなだけでなく、空気の循環が促されてより快適な室内環境が実現します。
見た目以上に効果がありますので、吹き抜けをつくられた際にはシーリングファンもぜひ一緒にご検討ください。
一方、吹き抜けのデメリットとして考えられるのは、2階のスペースが小さくなってしまうこと。
小さい土地の場合には大変もったいないことになってしまいますので、敷地面積によっては吹き抜けをオススメしない場合もあります。
また、省エネ計算上で不利になる場合があるのも、吹き抜けの懸念点のひとつ。
これまでご説明した通り、普通に暮らしていただく分には何ら問題はないのですが、吹き抜けにすることでZEH基準を計算上クリアできず、補助金が受け取れない…といったケースも無きにしもあらずです。
省エネ計算上、吹き抜けがその結果に影響してくるような場合には、慎重な検討が必要となってくるかもしれません。
とはいえ、トータルとして、吹き抜けはオススメです!
吹き抜けのある素適なお家を一緒につくっていきましょう♪