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ポイントを押さえた植栽計画を。シンボルツリーにオススメの樹種や注意点を解説!
家づくりコラム
みなさま、こんにちは。
住み香の羽土です(^o^)/
マイホームを建てるなら、ぜひ検討いただきたい植栽。
周りに緑があると、お家の雰囲気がぐっとオシャレになります。
たくさん植えるのが難しい場合には、シンボルツリー1本だけでもOK!
たとえ1本でも、あるのとないのとでは大違いです。
しっかりしたシンボルツリーとその周りのグランドカバーまで施工しても、10万円以内で植えることもできます。ぜひ検討してみてください。
今日はそんなシンボルツリーにオススメの樹種や、植栽時の注意点などをご紹介します\(^^)/
シンボルツリーにオススメなのは?
シンボルツリーとして植える木は大きく「常緑樹」と「落葉樹」に分けられます。
常緑樹とは、緑の葉をつけたまま冬を越す木のことを指します。
常緑樹でオススメなのは「ソヨゴ」。軽やかな雰囲気の見た目で、こまめに剪定をしなくても自然と樹形が整い、比較的管理が簡単な樹種です。
一方、冬が近づくと一斉に葉が落ち、四季の移り変わりを味わえるのが落葉樹。春から夏にかけては新緑や花が楽しめて、秋には美しい紅葉が楽しめます。
落葉樹でオススメなのは、「アオダモ」「モミジ」「ハナミズキ」など。
特にアオダモは、どんなスタイルの建物にも馴染みやすく、シンボルツリーとして人気の樹種です。
シンボルツリーを植える時のポイント
植栽は、思い切って建物に近づけて植えるのがオススメです。
たとえば、建物の凹んだ部分(入隅)にポンと差すようにように1本植えてみます。
そうすると、もともとその場所にあった木を避けて、後から建物を建てたように見えますよね?そんな植え方が、もっとも美しいと思うんです(^^)
また、窓に近づけて植えておくことで、日射を遮ってくれる効果も♪ 落葉樹なら、冬は葉が落ちて幹と枝だけになるため、寒い季節にはあたたかい太陽の光を室内に取り込むことができます。
照明の効果でより美しく
シンボルツリーを植えるなら、木を照らす照明にもこだわりたいものです。
上から照らすか、下から照らすか、手前から照らすか、奥から照らすか。それぞれで見え方は大きく異なりますし、樹種によって適切な照らし方は変わってきます。
「単にスポットライトを木に向けておけばいい」というわけではありません。
ぜひ、木が美しく見える当て方、影が美しくできる当て方にこだわって照明計画を考えてみてください。
植栽時の注意点
シンボルツリーに関しては、知っておいていただきたい注意点がいくつかあります。
1.近づけすぎるとよくない木も??
シンボルツリーはできるだけ近づけて植えるのがオススメとお伝えしましたが、どんな木でも近づけていいわけではありません。
根の繁殖が激しい木であれば、建物の下に張った根が建物を起こしてしまうことも…。また、葉や枝が勢いよく伸びる樹種であれば、建物を傷つけてしまうこともあります。
「窓に近づけて、家の中からも綺麗に見えるようにしたい」という場合には、アオダモのように成長の遅い樹種を選ぶことが大切です。
2.落ち葉が近隣トラブルの原因に!?
落葉樹はその名の通り、秋以降に葉がたくさん落ちます。
自分のお庭にたまっている分には特に大きな問題はありませんが、風が吹いて道路やお隣のお庭に葉っぱが飛んでいってしまったら??
ご近所からクレームがきてしまった…というお話はよく耳にします。
ご近所トラブルに発展しないように、落ち葉の手入れはこまめに行いましょう。
3.照明の当て方でライトアップが台無しに??
照明の当て方によって外観の見た目が変わるとお伝えしましたが、注意したいのはそれだけではありません。
光の向きによっては窓に光が反射してしまい、せっかく美しくライトアップしたシンボルツリーが家の中からは一切見えない…ということにもなりかねません。
家の中からもお庭を楽しみたいという場合には、外からも中からも美しく見える照明計画が必要です。
新築時に設置しておくほうがいい照明もありますので、シンボルツリーを含めお庭についてご希望がある方は、ぜひお打ち合わせの際に教えてくださいね\(^^)/