設計士が語る
いつまでも安心&快適に暮らすために。住み香のバリアフリー工夫ポイント3選
住み香の家づくり
みなさま、こんにちは。
住み香の羽土です(^o^)/
みなさんは、バリアフリーと聞くと、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか?
高齢の方の介護のため。体に障害がある方のため。
そんなふうにお考えの方も多いかもしれません。
ですが、マイホームは一般的に、一度建てると自分たちが高齢になるまで住み続けるものです。新築の時点では高齢者や障害を持つ方と一緒に暮らしていなくても、当初からバリアフリーを意識しておくことで、長く安心して暮らせる家になることは間違いありません。
そこで今日は、誰もが暮らしやすい住まいにするためにはどういう点を押さえておくべきか、住み香が考えるバリアフリーの工夫ポイント3選をご紹介いたします!
<ポイント1:段差の解消>
まず、バリアフリーの工夫ポイントで欠かせないのは“段差”です。
年齢を重ねると、若い頃に比べて足腰が弱くなり、ちょっとした段差でもつまずくことが増えてしまいます。高齢者だけでなく、子どもたちにとっても段差は思わぬ怪我のもと。できる限り段差のない、フラットな空間づくりを目指したいものです。
住み香の家は基本的に、部屋と部屋の間に段差はありません。
上吊りの扉で間仕切ることで床のレールもなくなり、完全にフラットな状態をつくることができます。レールがないと、お掃除の手間も軽減できますね♪
<ポイント2:間取り・動線の工夫>
車いすの使用を想定するなら、玄関までのアプローチにはスロープを設け、玄関もフラットにしておくのが理想的です。
1階の掃き出し窓までスロープで登れるようにしておくのもいいですね!デイサービスなどで直接お部屋に入ることもできますし、その場合には必ずしも玄関がフラットでなくてもいいかもしれません。
車いすの通行や回転ができる幅を意識することもお忘れなく。車椅子を使わなくても、廊下や階段の幅を広くとっておくと、介助もスムーズに行えます。
また、間取りに関しては特に、寝室とトイレの位置関係が重要です。できるだけ近くに配置して、行き来しやすい動線にしておくことをおすすめします。
<ポイント3:手すりの設置>
移動の際の支えや転倒防止のために、手すり設置の検討は必須です。主な設置場所は、玄関、トイレ、浴室、廊下、階段など。
手すりをしっかりと固定させるためには壁の中の下地が必要となるため、「後から付ければいっか」と思わず、新築当初から検討しておかれることをおすすめします。
いつまでも、安心&快適に暮らせる家づくり。
一緒に考えていきましょう!