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<家づくり講座~キッチン編~>自分にあうキッチンは何型??
家づくり講座
こんにちは!住み香の羽土です。
キッチンのつくり方で、日々の便利さや快適さは大きく変わってきます。
「インスタなどでよく見かけるから」「みんなが選んでいるから」という理由だけでなく、「自分たちのライフスタイルにあうかどうか?」をしっかり検討して、選んでいただきたいと思います。
今日は、数あるキッチンのタイプについて、それぞれの特徴をご紹介します。
1.壁付け型
壁付けとはその名の通り、壁に取り付けられたキッチンのこと。賃貸マンションなどで多く見かけるタイプで、壁に向かって作業をすることになります。
壁付けキッチンの一番のメリットは、空間を広く使えるということ。壁に沿って設置されるため、LDKのスペースを効率的に使えます。
壁付けキッチンには、一直線に配置する「I型」と、コーナーを活用してL字に設置する「L型」があり、特にキッチンをコンパクトにおさめたいときにはL型がおすすめです。L型キッチンに後からカウンターなどをプラスして、コの字型にする方もいらっしゃいます。
2.対面型
対面型は、ダイニングやリビングに対面する形で作業ができるようレイアウトされたキッチンです。特に、子育てファミリーのみなさんから要望の多いタイプですが、その理由は、ダイニングやリビングで過ごす子どもの様子を見守りながら家事ができるから。料理中でも家族とのコミュニケーションがとりやすいのが、対面キッチンの大きなメリットです。
対面型には大く分けて、I型、Ⅱ型、アイランド型の3種類があります。
<I型>
真っ直ぐな形のキッチンを「I型」と呼び、その中でもカウンターがフルフラットなタイプと、対面部分に腰壁を立ち上げるタイプ、コンロ前に耐力壁を設けるタイプなどに分かれます。
フルフラットにすれば開放感がアップ。カウンターの奥行きも広くなることで、お皿などをたくさん並べながら効率よく家事ができます。ただ、フルフラットタイプは見た目がスッキリとおしゃれな反面、キッチンが丸見えに。見せるキッチンにしたいか、隠すキッチンにしたいか。ここは大きく好みが分かれるところです。
<Ⅱ型(セパレート型)>
壁側にコンロ、リビング・ダイニング側にシンクなど、キッチンを二分割して配置するタイプです。分割することによって作業スペースが広くとれるため、複数人で料理をすることが多いご家庭におすすめです。シンク側で切ったり洗ったりした食材を、振り返ってフライパンへ…というように、料理中の動線が短くなるのもⅡ型ならでは。キッチンの横幅が短くなることで、キッチンへの出入りがしやすいのもメリットです。
<アイランド型>
フルフラットタイプのうち、どの面も壁に接していない「島」のようになっているキッチンをアイランドキッチンといいます。
アイランドキッチンの特徴は、なんといってもオシャレなこと。存在感も大きく、キッチンのデザインにこだわることで、LDK空間がぐんと華やかになります。
ただ、アイランドキッチンを設置するためにはそれなりのスペースが必要で、間取りによっては、実現が難しい場合もしばしばです。
3.独立型(クローズドキッチン)
リビングとは仕切られた別空間に設けるキッチンを独立型と呼びます。メリットは、料理に集中できること。料理のニオイや油、煙などがリビングまで広がらないのも嬉しいポイントです。また、リビングからキッチンが見えないことで、多少散らかっていても来客などの目に触れることもありません。
このように、ライフスタイルや好みによって最適なキッチンは異なります。
あなたにぴったりのキッチンを一緒につくりあげていきましょう♪