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壁の下地補強って必要?家を建てる前に気をつけておきたいこと
家づくりコラム
みなさま、こんにちは。
住み香の羽土です(^o^)/
家づくりをご検討中のみなさま、「壁の下地補強」について考えていらっしゃいますか?
実は、家づくりの“後悔ポイント”のひとつとして多く挙げられるのが、この「壁の下地補強」。
壁クロスで隠れてしまう部分であり、家が建ってからではそう簡単に補強することができないため、事前にしっかりと検討しておく必要があるのです。
なぜ、壁の下地補強が必要かというと、壁のクロスの下は基本的に石膏ボード1枚。
石膏ボードとは、石膏を主成分とした素材を固めたもので、石膏ボードにビスを打つとその部分がボロボロと崩れてしまい、しっかりと固定することができないのです。
たとえば、重量のある壁掛けテレビを取り付けるには、石膏ボードだけでは強度がまったく足りません。
住み香では、強度が欲しい壁には、「地球樹Mクロス」という環境配慮にこだわったクロス下地用合板を採用しています。(http://www.ick.co.jp/chikyugi/mcloth/)
まず、お打ち合わせの際に、「どこに棚をつけたいか?」などということをお客さまからしっかりとヒアリングして、必要な場所に仕込みます。さらに、長年の経験から、「ここにもあったほうがいいな」と思う場所にも、念のため仕込んでおくようにしています。
「家全体の壁を強くしておけば安心なんじゃないか?」
そう思われるかもしれませんが、下地補強はタダではありません。
コストがかなり上がってしまいます。
そのため、必要な場所と、必要になりそうな場所に目星をつけて、仕込んでおくことが大切なのです。
上で例に挙げた壁掛けテレビのほか、設置の際に下地補強が必要となってくるものは、フロートタイプのテレビボードや造作カウンターなど。
造作カウンター自体は軽いものですが、肘を置いて体重をかけたりすることもあるため、しっかり補強しておくことをオススメします。
カップボード上部に棚をつけたいというご要望は多いので、キッチン背面の壁にはほぼ仕込みます。
また、クローゼットやシューズクローゼットなど収納の中も補強しておくのがオススメ!棚を追加したいときなどに安心です。室内物干しの設置場所も強くしておくのがいいかと思います。
玄関に姿見をつけたいという場合や、大きな絵画やアートなどを飾る場所が決まっている場合には、その場所を補強しておくといいですね(^^♪
壁だけではなく、重量のある照明器具をつけたい場合には、天井にも下地補強が必要です。
家づくりの際には、「うちなら、どこに必要かな?」という視点で、壁下地についても検討してみてくださいね!