二階建て
コンパクトなのに広い!? “欲しい”を全部つめこんだ平屋の家
平屋
今回ご紹介するのは、建物から、建物一体型のガレージ、カーポート、そしてお庭まですべてを住み香にお任せいただいた平屋のお家。
カーポートにも建物の外壁と同じ素材を使用し、一体感を持たせました。

植栽にもこだわっています。
メインのシンボルツリーとして大きな紅葉を植え、その周りに高さの違う植栽群を配置。
高低差をつけることで、立体感や奥行きを演出しました。

建物の直線的な美しさに、自然の植物が描くやわらかな曲線が加わることによって、日々の暮らしにより一層の豊かさが生まれます。
植栽の足元には、砂利だけでなく粒が大きい「割栗石(わりぐりいし)」を使用。割栗石はランダムで立体感のあるオシャレな雰囲気づくりに役立つとともに、植栽帯の土をせき止める役目も果たしています。

また、車が通るアプローチはコンクリートを打っただけの単調な見た目になりがちですが、今回はヘキサゴンの敷石ブロックをアクセントに使用。
アプローチひとつとってもワクワクできるような、そんな住まいづくりを目指しました。

家の中は、白と木目を基調としたナチュラルな雰囲気に。

共働きのご夫婦がもっとも重要視したのは、家事楽が叶う「動線」です。
今回のお家の最大の特徴のひとつは、廊下がないということ。
部屋と部屋を直接つなぐことで、最短距離で家事をこなせます。

キッチンからアーチ状の開口をくぐってパントリーを抜けた先に洗面、ランドリースペースをまっすぐに配置。

ランドリースペースとウォークインクローゼットも隣り合わせになっていて、洗濯物を片付ける手間を最小限に抑えられます。

洗面にはアプローチに採用したヘキサゴンをあしらい、“つながり感”を演出。
家族だけにしかわからない、密かなこだわりです。

南側から光が差し込むLDKは、明るく開放感抜群。
リビングの一角には小上がりの畳スペースを設置しました。

小上がりの窓は、座ってちょうど目の高さになるよう設置。
外構に植えた紅葉越しに、山、川、空を望む美しい景観を楽しめます。
視線が抜けることで、室内空間を広く感じる効果も期待できます。

小上がりの下は収納として活用。
手前3分の1は引き出し式、奥側3分の2は畳を持ち上げて布団などをしまえる大型収納になっています。
畳スペースの雰囲気にあうよう、和のテイストを感じる可愛らしいニッチも設けました。

寝室の奥には書斎スペースを確保。

ご夫婦で使えるようカウンターを広めにし、左側の壁にはご主人の好きな色のクロスを採用、右側の壁には音楽が好きな奥様が好きなCDなどを飾れる棚を設けました。


玄関には手洗いを設置。
帰宅したらまず手を洗って、クローゼット、ランドリーを通ってキッチンへ入るスムーズな動線になっています。

個性を演出しながらも飽きがこず、快適で暮らしやすい。
そんな“欲しい”要素が存分に詰まったお家が完成しました。
その他の平屋の施工事例はこちら(https://takahashi-ks.com/workscat/hiraya)