後悔しないために知っておきたい!太陽光発電導入のメリット・デメリット

家づくりコラム

みなさま、こんにちは。
住み香の羽土です(^o^)/

近年、国の方針もあって、太陽光発電を採用されるご家庭が急増しています。

実際に、全国で毎年約20万世帯が太陽光発電を導入しているとのこと。
ただ一方で、導入したことを後悔しているという人がいるというのも事実…。

みなさんの中にもそんなお話を聞かれて、「マイホームに太陽光発電をつけるべきか?」悩まれているかたがいらっしゃるかもしれません。


そこで今日は、マイホームを建ててから後悔されることのないよう、太陽光発電のメリット・デメリットについてご紹介したいと思います(^o^)/

まず、太陽光発電の大きなメリットとして挙げられるのは、「電気代が削減できる」ということ。
これは、多くのかたが真っ先に思い浮かべるメリットですよね(^-^)b
太陽光発電があれば、電力会社から購入するはずだった電気を自分で発電することができるため、その分の電気代を払う必要がなくなるというわけです。

またもう一つ、経済的なメリットとして挙げられるのが「売電収入」です。
経済産業省によると、住宅用太陽光発電で発電した電気のうち、自家消費されるのが平均で約3割、売電されるのが約7割とのこと。
つまり、太陽光発電による経済的メリットの大部分は、売電収入によってもたらされるということになります。

一方で、売電単価が年々下がっていることから、「太陽光を導入すると損をする」といった声も聞かれますが、標準的なプランであれば、“電気代削減+売電収入”によって、おおよそ10年程度で初期費用を回収できるといわれています。
約10年で回収できたあとも、買取価格こそ下がるものの売電を続けることもできますし、自家消費することによる電気代削減効果はその先もずっと続きます
長期的に考えれば太陽光発電は手がたく、お得な投資だといえるのではないでしょうか。


また、近年特に注目されているメリットは、「太陽光発電があれば、停電時にも電気が使える」というもの。
突然の災害などによって停電となった場合にも、太陽光で発電ができる日中は電気を使用できるのです(^-^)b
特に災害の多い日本で、このように非常用電源として役立つ太陽光発電は、安心への大きな備えとなってくれると思います。

住宅用太陽光発電はまだ、広く一般的なものとは認識されていないかもしれません。
ですが、10年後の2030年には、「ZEH」が新築住宅の標準となるといわれています。
以前にもご紹介した「BELS」という住宅性能の評価基準において(https://takahashi-ks.com/blog/15948)最高ランクは星5つですが、ZEH住宅が星5つ。
一方、国の省エネ基準を満たしている住宅は星2つで、これが10年後には、星5つが標準になるといわれているのです。

さらに、2050年には、もっと高い基準が標準となっていきます。
以前にもご紹介した、いわゆる「HEAT20」の基準です。(https://takahashi-ks.com/blog/15737
そのため、今からHEAT20のG2グレードの仕様にして太陽光発電を載せておけば、30年後まで時代遅れになることなく、ランニングコストを抑えながら、快適に暮らしていけることになります。ぜひ、将来のことも見据えつつご検討ください。

このようにメリットの多い太陽光発電ですが、もちろんデメリットもあります。

まずは、「設置費用」の問題です。
太陽光発電の導入費用は年々安くなってはいるものの、それでもまとまった金額が必要なのは事実。経済産業省の発表によると、住宅用太陽光発電の価格相場は設置容量5.00kWで137.5万円となっています。

ただし前述の通り、この導入費用は10年ほどで回収できるうえ、太陽光発電専用のソーラーローンを使えば0円で設置することもp(^^)q
月々の支払いも、太陽光発電によって得られる電気代削減額と売電収入とで十分に相殺が可能です。

このほか、懸念点として挙げられるのが発電量の問題です。
太陽光によって発電する太陽光発電は、当然のことながら日照時間によってその発電量が左右されてしまいます。
そのため、地域によって発電量に差があるのも事実ですが、南に行けば行くほど発電量が増えるという単純なものでもありません。実際に、九州や沖縄より長野県のほうが多く発電しているというデータが発表されています。
まずは、お住まいの地域の発電量をチェックすることから始めてみてください。

また、導入前に必ず押さえておきたいデメリットの一つに「設置が向かない家もある」ということが挙げられます。
たとえば、極端に屋根が小さい場合や、パネルを載せられる屋根が北向きのみという場合。
このような場合には、十分な発電量を得られない可能性が高くなります。
そのほか、塩害や積雪など地域特有の条件も考慮する必要があります。


太陽光を設置してから後悔しないためには、「自分の家は、太陽光発電に向いているかどうか?」という点を事前にしっかり確認することが大切です。
住み香では、太陽光発電に関するご相談もお受けしておりますので、ぜひお気軽にご連絡くださいね!

住み香では、太陽光発電システムを導入したZEH住宅の完成見学会も随時開催しています。
ご興味のあるかたは、ぜひ見学会にもご参加くださいませ\(^^)/

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